
小学校ではどうやってプログラミング学んでるの?



うちの子はどんな授業をうけるのかな?
2020年に、小学校ではプログラミングが必修化されました。
わが子が小学校でどのようにプログラミングを学んでいるのか、知らない親御さんが大半ではないでしょうか?
この記事では、息子の小学校でのプログラミング教育の実践例について書いています。



小学校によって教え方、教材はちがうよ



ここでは、あくまでも一例を紹介するね


ラニ
くわしいプロフィール
小学生の息子と一緒にプログラミング学習をたのしむ2児のママです
プログラミング教室を7校以上体験し比較
さらにプログラミング教室を2校以上かよって比較
比べないと決めれない性格なので、各教室の情報を徹底的にしらべて比較検証しました
当サイトでは、子どもプログラミング教室のえらび方を解説しています
はじめての親子でも安心して通えるプログラミング教室のおすすめも紹介しています
いまは親子でプログラミング言語を学習中
独学では、こんな事をしています
息子の小学校でのプログラミング教育の現状を交えながら、子どもの発達についての知識を生かして記事をかいています
小学校でのプログラミング教育の実践例
ここでは実際に小学生のこどもが受けた、
プログラミング授業についての体験談をかいています。
理科や算数の授業でならう


プログラミングという科目はなく、各授業の一部でプログラミングをならいます。
教科書には、プログラミングについて2ページ載っている程度です。
授業でとばされることも多々あります。



学ぶ時間は数分程度で、とっても短い
主にフローチャートでの学習


こどもに聞いても、習っている様子がなかったので、先生に直接きいてみました。
すると、こどものクラスでは、フローチャートを主に使って学習していると教えてくださいました。



先生のクラスでは、どんな授業をしているんですか?



算数や理科の授業の中で、フローチャートなどを使って考え方を教えています
自分のクラスだけScratchが禁止


こどものクラスでは、Scratchを使うことが禁止されています。
隣のクラスは、休み時間や授業中に、自由にさわることが許可されています。



Scratchを使った授業は先生はしないんですか?



ぼくのクラスでは禁止にしています



それはどうしてですか?



授業中にゲームをして遊ぶ子が出てきたので……



なるほど、禁止じゃないクラスもあるんですか?



隣のクラスではScratchを使った授業をしていますよ



先生によって自由に授業を考えていいんですね



教材や学習内容は今のところ自由にえらべます
プログラミングが必修化され、やることが増え、先生は戸惑っておられる様子でした。
研修が1~2回あったと教えてくださいましたが、あとは自分で学ぶ必要があるそうです。
学力テストに出題される
プログラミングについて詳しく習っていないにもかかわらず、学力テストには容赦なく、プログラミングの問題が出題されました。
先生が学校でプログラミングを教えているか、確認するために出題されました。
これからも、プログラミングの問題は出題されると考えられます。
学力テストにでた例文を解くなど、不安な人は対策することをおすすめします。



プログラミング学習は大学生まで続くよ
全国の小学校での実践例


ここでは、実際におこなわれているプログラミング授業の一例を紹介します。
ロボットをつかって学習する学校や、パソコンのソフトのみを使って学習する学校があります。
理科や音楽などの授業時間に、プログラミングの授業が組み込まれています。
電気、図形、音楽、ゲーム、ロボットなど学ぶ内容はさまざまです。
Scratch、ScratchJr、Viscuit、アーテックロボ、教育版レゴ、Hour of Code、mBot、ペッパー・ロボブロックス、プログラミングゼミ、mesh、アルゴロジック、えんぴつプログラマー、オクリンク、ソヴィーゴ、KOOV、Sota、LOVOT、PETS、信号機キットなど…参考:文部科学省HP



授業内容は、クラスによって変わることもある



使う教材も、学校や先生次第でかわるよ
ロボットを使用し、車をはしらせる
ロボット教材を使用し、車が自動ではしるようにプログラミングします。
自動運転システムなど、プログラミングが世の中の役に立っていることを学びます。
使用教材は、mBot(エムボット)やScratchをつかいます。
Scratchでゲームをつくる
Scratchをつかって、ゲームをつくります。
ゲームをつくるために、プログラミングする必要があります。
ゲームを実際につくってみることで、ゲーム制作者の気持ちを理解し、仕事についても理解します。
使用教材は、Scratchです。
アプリをつくって地元を応援する
プログラミングのアプリを活用して、地元の魅力を発信します。
地域のひと・もの・ことと直接関わりながら得た情報をプログラミング作品にまとめます。
地元活性のため、プログラミングが役立つことを学び、店側(経営者側)の視点にたって考える機会をもうけます。
使用教材はプログラミングゼミです。
カードやゲームで基本的なしくみを学ぶ
コンピュータを使わずに学ぶこともあります。
「コンピュータサイエンス(CS)アンプラグド」という学習法です。
カードなどを用いたゲームやグループ活動を通して、コンピュータの基本的なしくみを学びます。



小学校によって学び方はさまざまだよ
自宅でできるプログラミング教育対策
ここでは、自宅でできるプログラミング教育対策を紹介します。



息子に効果のあった方法を紹介するね
プログラミング本を読む


プログラミングの本は図書館で借りることができます。
小学校の図書室にもたくさん置いています。
子供がよんで楽しめるものから始めましょう。
たくさん読んだ中で、小学校での学力テスト対策になると感じた本は、この本です↓
学力テストの問題に似た内容がこの本には、わかりやすく載っています。
小学校6年間のプログラミング授業について、解説している本です。
コナンのプログラミング入門の本も、こどもは楽しく読んでいました↓
親として、ずっと持っておきたい、子供に継続的に読ませたいと思う本はこちらです↓
「プログラミングとは?」の問いに対して、わかりやすく解説してくれています。
大人が読んでも面白いと感じ、ページはカラフルに色分けされていて、
とても読みやすい本です。
14歳からのシリーズは、プログラミング以外の本もおすすめです。
プログラミング学習ソフトで遊ぶ


プログラミングで学習できるソフトは、たくさんあります。
無料のものから有料のものまで、幅広くでています。
わたしたち親子の一番のおすすめは、Scratchです。
Scratchは、小学校の授業での採用率がNo.1で、低学年用にScratchJrというより簡単な学習ソフトもあります。
Scratchを使った学習方法は、上記で紹介した本にもたくさん載っています。
無料ソフトなので、サイトにアクセスすることで、すぐに使うことができます。
実践例
プログラミングでは、
- 間違いをさがす
- 間違いを正しくなおす
この2つの能力が必要です。
自宅で子どもに教える方法を、2022年の学力テストを例に紹介します↓




この問いの答えは、「イ 左に120℃回転する」です。
問題のポイントは、「向き」と「角度」です。
最初に線を引くとき直線に進むと、次は向きを変えないといけません。
その向きを角度で指示します↓


矢印の向きから考えると、左に120℃回転する必要があります。
問題では、60℃になっているので、間違いになります。
120℃の命令をし続けると、正六角形が書けます↓


このように、正しくコンピュータに命令する方法を学びます。
Scratchを使うことで、子どもの理解度は一気にあがります。
実際にScratchで実践すると、このようになります↓(緑の旗を押してください)
実際につくったプログラム(ブロックの組み合わせ)はこちらです↓


このまま、マネして作ってみてください。
まとめ:プログラミングの無料体験もおすすめ
わが家では、プログラミング教育対策に、
プログラミング教室の無料体験も活用しました。
たった60分程度ですが、プロに実践で教えてもらうことで、
「プログラミングとは何か」スムーズに子どもは理解することができます。
プログラミング教育対策の1つに、無料体験をうけてみてください。



しつこい勧誘はなかったよ



メアド登録だけで始められる教室もあるよ

